2010年3月21日日曜日

目を見て心で話す


 心をこめて話しましょうとはいうものの、具体的にどうすればいいのでしょうか?百戦錬磨のセールスマンならともかく経験が少ない若い人には、ムリがあります。

「目は口ほどに」とか、「目は心の窓」と言います。もっとも分かりやすい方法は、目を見て話すことです。

もし、「おはようございます」と挨拶をしても、「おはようございます」と視線を合わすこともなく返してこられたらどうでしょうか?

心で「私は元気です。あなたはどうですか」と言っていても、相手の態度がそうなら気分が悪いですよね。自分が何か相手を気を悪くさせたのか、気になってしまいます。

お店では感謝の心を「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と言葉にします。しかし、心を伝えてようとしていないお店もたくさんあります。

他に目を向けた見たまま、言葉だけ「ありがとうございます」と言っても、口先だけと感じます。不愉快な気分になります。
忙しくて、どうしてもできない場合もありますが、そのような態度が習慣化したお店もあります。いいお客さまほど敏感です。もう二度と行かなくなります。

このように目は、とっても大事な働きをしています。
「おはようございます」と言われたら、必ず穏やかに相手の目を見て「おはようございます」と返します。「ありがとうございます」と言う時も同じ。
人と話すときは、必ず穏やかに目を見ながら話します。

最初に穏やかに目を見て挨拶の言葉を言います。
それから顔を下げて、ゆっくり頭を下げます。
次に頭を起こしたときに、もう一度、穏やかに目を見ます。
とってもていねいな感じを相手に与えます。

どうしても目を見て話すことに抵抗がある場合は、口元やネクタイの結び目を見て話します。目をそらすと、やましい感じを与えてしまうこともあるので、気をつけます。恥ずかしがらずに、ゆったりした気持ちで実行します。

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