2010年3月19日金曜日

始業時刻と出社時刻の違い

始業時刻と出社時刻はどう違うのでしょうか?

業務がはじまる時間を始業時刻といいます。あなたが会社に入る時刻を、出社時刻といいます。始業時間が9 時なら、およそ8 30 分が出社時刻です。

始業前の30 分前で、衣服の着替え、身辺の掃除、仕事の準備、打ち合わせや、場合によっては朝礼が行われます。

あなたのプロ意識や時間感覚は、この出社時刻に表現されます。

 会社や店で働くのは何のためでしょうか?

あなたにとってはお金を稼ぐ手段ですが、雇用した側には働いてもらう理由があります。それは社長がやりたいことを実現するためです。

正社員であれ、フリーターであれ、 プロの職業人なら、それを実現する役割を担っています。フリーターだからアマチュアというわけにはいきません。

正社員、アルバイトとかいうのは、働き方の違いであって、働く質は同じです。

事務所に一番に出社する、あるいは店 に一番に入ることで、自分に余裕がうまれます。一日の準備が落ち着いて出来、構想ができます。飛行機が飛び立つ前に滑走路を走るような状態です。

それがあるのとないのでは随分違います。

給料に関係ないのに、そんなに朝早く入るのは損だ。会社に奉仕なんかする気がないと思うかも知れません。それは奉仕ではありません。自分の役割を全うするためなのです。その役割は、自分が思う以上に素敵な役割をも担っています。



ひとりひとりが自分の役割を全うしてこそチームワークですが、あなたが自分の役割を全うすることで、「自分もあの人のように役割を達成したい」と、他の人の心の支えにもなります。周囲の人に勇気を与えることができるようになるのです。

人は必ず何かで誰かとつながっています。素敵なつながりもあれば、そうでないつながりもあります。素敵なつながりは、自分も他の人も幸福にしていきます。なかでもチームワークはもっとも目に見えた関係です。



出社時刻は、自分の仕事を充実させるため、すなわち自分の成長を毎日すこしずつ強化するための時間なのです。

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