2010年3月21日日曜日

コンディションは仕事の前提


 毎日の中心を仕事におくのか、プライベートな時間におくのか?そのヒントにしたいのが欧米人のライ フスタイルです。人気のバーやレストランでも平日はガラガラ。みんな勉強や仕事、家庭サービスに忙しいからです。オンとオフとの使い分けがはっきり。これ は文化であり、小さいときからの躾で習った行動です。自分のアイデンティティがはっきりしているとすっきりします。

 個人の時間だから、テレビみようが、マンガ見ようが、音楽聴こうが自分の自由だろうということで、深夜遅くまで楽しむ人がいます。楽しむことには大いに賛成ですが、ひとつ問題があります。疲れていると仕事の質が落ちてミスをするからです。睡眠時間が少なく、ボーッとしていて、午前中は自分の才能が使いものにならない人が います。自分が機能しないばかりか、事故でも起すと人や財産を傷つけます。

防ぐには、鉄則の遵守「転ばぬ先の杖 」です。頭と身体をベストなコンディションにして仕事に臨むことです。

 他人が自分を、あるいは自分が他人を、危険な目にあわすことは、いつ何時起こるかもしれません。 日々の暮らしも、仕事も、常に危険と隣あわせにあります。この事実を自分の問題として受け入れて自分の生き方にしている人とそうでない人がいます。躾はいつからでも始めることができます。

 いい意味でも、悪い意味でも、人は決して自分ひとりで暮らしているわけではない認識があるか、ない か。 私生活も、仕事も同じ。どんな作業でも必ず誰かの作業とつながっています。10人いたら100のつながりがあります。もし自分の作業がでたらめだったら、 他の人は迷惑し、苦労させられます。考えたいのは、それがはっきり目に見えている場合もあれば、目に見えない場合もあることです。

 だからこそ仕事の質を落として、ミスしないようにしたいものです。自分の与えられた役割を正しく果たすことが、自分の義務です。「チームワーク」を損なうようなことをしてはいけないからです。仕事は自分の時間だけを切り売りしているわけではありません。正社員でもフリーターでも同じことです。 万全のコンディションをキープしたいものです。

 それには、常に良いコンディションで、仕事に臨む事が、義務であり、自分が自由に生きる 準備なのです。睡眠時間も仕事の一部なのです。夜遊びしょうが、どうしようが、自分の自由だと思うかも知れません。しかし、自由とは自分の良心と良識を実 行することに他なりません。
良心とは、誠実、率直、対等、自己責任を柱にした心です。良識とは知識・技術を良心で使うことです。

  でも、暮らしていると夜遊びをする日もあります。遅くまで仕事する日もあります。疲れていて朝ボーッとしている。疲れの原因が何であっても、そういう時こそ、自己表現の場です。チームワークを損なうようなことをしない。自分の与えられた役割を正しく果たすことが重要です。

ベスト・コンディ ションであるかのように気持ちを整理します。一つ一つの作業に集中した状態を続けているとコンディションも回復に動き出します。

コンディションは仕事の一部ではなく、仕事の前提です。

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